朝は食の温活で1日の始まりを向上

今年の寒波は、交通機関が止まってしまう所もあって寒かったですね。

皆さんがお住まいの地域は大丈夫だったでしょうか?

最近はずいぶん温かくなってきましたが、春は新たなスタートの季節♪
心機一転、新しい生活スタイルを始めるのに、いいチャンスです☺

そこで、今回は私が習慣にしている朝の温活(食事編)を、ご紹介したいと思います。

まずは、観察。あなたの平熱は何度?

まずは、あなたの平熱から。 普段は何度くらいかご存じですか?
日本温活協会のサイトには、こんなことが書いてありました。

「現代の日本人の平均体温は、60年前に比べ約0.7℃下がっていると言われています。 体温が下がると免疫を司る白血球の働きが低下し、さらに35度ではガン細胞は最も増殖する性質があるとされています。
基礎代謝を高め、平均体温を上げることが健康維持増進につながります。
また東洋医学では「冷えは万病のもと」と考えられています。 身体の冷えを取りさり平常の状態に保つことにより、未病治(病気にならない身体づくり)を行っていくことができます。

一般社団法人 日本温活協会 「概要」より

温活協会によると、人が健康で過ごすために理想的な適正体温は36.5℃~37.0℃といわれているそうです。
私はもともと平熱が36.8℃くらいで、温活には縁がないわ~と思っていましたが😅、 妊活をした時に、夏でも体を温める生活を送ったところ、肌をはじめとして、 とても体調が良くなりました。

では、その逆の「体を冷やす」とどうなるのか?
低体温の代表的な症状として「血行不良」があります。
血流が悪くなると、体の隅々に存在する細胞に、酸素や栄養をじゅうぶん届けることができません。
そこから自律神経の乱れや免疫低下につながっていくと言われていて、まさに「冷えは万病のもと」なんですね。

これなら出来るかも?!食の温活

ひと言で「温活」と言っても、方法はお風呂、衣服、環境、運動…取り入れ方はいろいろあります。
そのなかで、私がまずおススメしたいのは、「朝ちゃんと体を温めてスタートをする」ということ。

ずばり「食」の温活!

人は40℃以上の食べ物を食べると体は温まると言われています。 そこで私が続けているのは、「白湯」と「味噌汁」

白湯はヨガを始めてから。味噌汁は母が毎朝作っていたので、気が付けば生まれた時から😅
この2つをずっと続けています。

まず起きたら白湯

「白湯」なんて、意識高い系のモデルさんみたい!と言われそうですが😅、 そんなことを言わずに、1回試してみて下さい。

お湯って水を温めるだけですからとっても簡単♪
こだわりはじめたら 、ヤカンで沸かして湯冷ましにして…とかありますが、まずは電気ポットでも 電子レンジでチンでも、朝起きてキッチンに来たらまずお白湯を用意してゆっくり飲んでみて下さい。
じわーっと体の中にお白湯が流れていって、内蔵から優しく温めてくれます。
朝以外でも、私はヨガをするときのお供の水分は、お白湯にしています。

そして、味噌汁

毎日味噌汁なんて無理無理!

そんな声が聞こえてきそうですが😅、毎日じゃなくてもまずはお休みの日の朝食に取り入れてみるのはいかがでしょう?

出汁は?具は?調理や後片付けが面倒くさい!って思ったあなた、まぁ聞いて下さい😅
私の場合、常備しているのは、いりこ、鰹節、カットわかめ、乾燥野菜、冷凍保存した油揚げ、そして味噌。
味噌は毎年2月に1年分作るので自家製ですが、食べちゃって足りない時は、JAとかで売っている
材料が「大豆、塩、米麹」とできるだけシンプルな味噌を買っています。

ちなみに、大豆アレルギー方は、お味噌を入れずにお醤油と塩少々の「おすまし」やコンソメを使った「スープ」で代用できます。

↑自家製のお味噌

普段は、その日の気分でいりこか鰹節、時々ミックスを出汁パックに入れて、冷蔵庫にある野菜をぽいぽい入れるだけ。
例えば、いりこ+カットわかめ+冷凍保存の油揚げ+豆腐をお玉ですくって入れれば、包丁を使わずに作れます。ちなみに、私は味噌をそのまま入れて麹も食べてしまうので、味噌こしは使っていません。

↑包丁と味噌こしを使わず作った味噌汁。

また、料理をする機会があったら、その時に翌日の味噌汁用に余分に切ってタッパーに入れておけば
翌日タッパーの野菜をお鍋にドーンと入れるだけ。

↑さつまいも+ニンジン+玉ねぎ+しめじ+細ネギ

こどもの食が進まない朝は、電子レンジで作った半熟卵を味噌汁に落として、スペシャル感🌟を出したりします😋

一人暮らしの時は、1回作ったら余った味噌汁はコンテナに入れて翌日も飲んでいました。

味噌汁が1食入る生活をしていると、冷蔵庫の野菜の整理にもなって、とっても経済的です♪
また、朝に味噌汁で野菜をとっておくと、昼食や夕食で野菜不足だなーと思っても、また翌朝の味噌汁でカバーしよう♪って思えるので気分がラクです。

※具の組み合わせは「今日のお味噌汁はなぁに?😋」でシェアしています

最後に注意点も

ここまで食を通した温活について書きましたが、最後に注意点も挙げておきます。

日本温活協会が監修している書籍には、こんなことが書いてありました。

…ただし、体を冷やす食品をとりすぎるのはよくないからといって体を温めるものばかりを食べていると、体が元に戻ろうとする性質「恒常性(ホメオスタシス)」が低下する恐れがあります。個人差はありますが、冷やす性質の食材も少し(全体の1割程度)組み合わせてとるようにすると、体がほどよい緊張感を維持することができます。

一般社団法人 日本温活協会監修 「冷え知らず先生が教える 温活百貨」より

冷やす性質の食材というのは、アイスなどの特別冷たいものだけでなく、「少し冷たい」と感じるような体温以下の飲食物(生野菜や果物、常温の水)のことを指すそうです。
私の解釈としては、例えば温かい食べ物の献立のなかに、冷奴が1品入っているとホッとするというか、箸休めになりませんか?
感覚的に、箸休めくらいのボリュームで「冷」の要素を入れると、献立のバランスが取れるのかなぁと思っています。

これは、自炊の時だけでなく、外食やテイクアウトをする時も、オーダーする時にちょっと温活のバランスを取り入れて決めると、今までの食事の選び方が少し変わってくるかもしれませんね♪

参考文献「冷え知らず先生が教える 温活百貨」