顔や体に傷があって、入浴や洗顔でしみるのを向上
蒸し暑い季節になりましたね。
特にマスクをする生活になってから、マスク部分が蒸れてかぶてたりしていませんか?
私もかいちゃって、顔に傷がちらほら。
こうなると、洗顔、入浴の時、傷が水にしみて痛いですよね。
今回は、そんなとき私が実践している「ひと手間」をシェアしたと思います。
ずばり、傷がしみないポイントは水の温度!
水の温度といえば、アトピー界でメジャーな熱湯シャワー(笑)。
私も昔は、かゆくてたまらない時はやっていました。
でも、明らかに肌にはダメージですよね。
しかも、顔にはできないし…。
では、蛇口から出る水のままならどうでしょう?
私の場合、水が一番しみて痛いんです。
時には、洗顔して顔を上げると赤くなっていたりします。
という事は、女性ならお肌のお手入れの基本でご存じ「ぬるま湯」。
そう、ぬるま湯なんです。
「そんな事、だれでも知ってるわ!」
と怒られそうですが、このぬるま湯にもう少し注意をしてみてください。
ぬるま湯の中にもさらに適温がある!
普段からぬるま湯で洗っている方はたくさんいらっしゃるでしょう。
でも、そのぬるま湯の範囲の中でもさらに自分の体温に近い温度って意識されたことはありますか?
体温計で測った「36.7℃」みたいな数値的な温度ではなく、両手で水をすくうようにためて、そのぬるま湯の温度が手と同じくらいの温かさだな、心地よいな、と感じる温度です。
この温度で洗顔や入浴の最初のかけ湯をすると、私は普段より(あくまで普段と比べて)らくだな、感じます。
傷がある所はやさしくお湯をあててみてください。シャワーは勢いがあるので、それだけで刺激になります。
これは、あくまでも、乾いた状態から最初に水にぬらす時の工夫です。
ぬらしてしまえば、あとは、いつものお風呂の温度でいつも通りでOKです。
きっかけは、ヨガでの「鼻洗浄」実習
ぬるま湯の中でも、更に適温を探る…という方法をやってみようと思ったきっかけは、
ヨーガ療法士の講座で実習した「鼻洗浄(ジャラネティー)」でした。
鼻洗浄って、花粉症対策で聞いたことがある!という方もいらっしゃるかな?
「鼻洗浄器」と検索するといろいろな洗浄グッズが出てくるほど有名になりました。
この鼻洗浄、ヨガの世界ではシャット・クリヤー(6種の浄化法)のなかのひとつで、
呼吸法を練習する前に、体をきれいにしておく代表的なヨガの行法です。
※参考文献「改訂 プラーナーヤーマの秘密」Dr.H.R.NAGENDRA著より
やり方は、洗浄用のネティーポットにぬるま湯と食塩を入れ、横を向いた状態で片鼻にポットを差し、ゆっくりポットを傾けながら口からお湯を流します。喉から鼻までの気道上部をきれいにするので、鼻がスッキリします。
この実習のときに注意されたのが、「ぬるま湯ですること」。真水ですると刺激が強いと説明されました。実際やってみるとまったくしみる事なく水が口から流れていって、不思議だなぁと思いました。
そして、帰ってから洗顔するとき、「鼻がツンとしないなら、肌にも負担が少ないのでは?」と思い、塩は入れずに、ぬるま湯の温度に気を付けてやってみました。
すると、あれ?いつもよりしみない?らくかも!と思い、それ以来、「体温くらいのぬるま湯」を意識するようになりました。
自分と対話する大切さ
いままでは、朝起きて顔を洗うとき、「しみるだろーなー。ヤだなぁー。」バシャッとぬらして「痛--っ!やっぱりしみた!タオルタオル!」みたいな感じでした。
でも、両手でぬるま湯を受けて、「これくらい?もうちょっとぬるい方がいい?」と自分の適温を探ることは、自分と対話していることでもある、と気づきました。
ちょっとでもしみないようにっていうのは、自分をいたわることで、毎日の洗顔の時に「今日はどんな感じ?これくらい?」と自分に聞いてみる機会を作ることは大事なんじゃないかな?と思います。
簡単なことなので、良かったら試してみてくださいね。